ロコモ基本知識

どうしてロコモになる?ロコモの原因は?

「ロコモ」を引き起こす原因は大きく分けて3つ。


1つめが、『筋力の低下』
筋肉は、体全体にあるもので、
人は筋肉を動かす筋力によって運動や行動することが可能となっています。


ですがその筋肉は、加齢とともに衰えていくもの。
また、筋肉は加齢により衰えていくだけでなく、使わなければ使わなかった分の筋肉量は減少していくものでもあります。
そして 減少した筋肉量は、もとに戻すことが容易ではなく 歳を重ねるごとに より困難になっていくもの。


そんな体全体にある筋肉。
体を上半身・下半身と分けて見てみると、上半身に比べ下半身の筋肉低下は速く、
上半身の筋肉の約3倍の速さで低下していくよう。


若い頃は何回でも飛べた縄跳びも、今では頑張っても10回程度・・・
気だけ先に行き体は付いてこない、歩く速さや行動が最近遅くなった・・・
と感じている人は、下半身の加齢による筋力低下が考えられます。


そして、そんな方は要注意!!
ちょっとした、段差。 気づいていながらも足が上がらず 
転倒→骨折→ギブスで長期固定→筋力低下→リハビリでも回復困難→介護が必要


となってしまうケースが多くあり、加齢による筋力低下が負の連鎖を起こすことも。


2つめが『バランス能力の低下』
体は、
・視覚情報
・耳の奥にある三半規管
・筋肉などの運動器の情報
それぞれが脳に伝わり、脳が筋肉や関節などに倒れないように指令を出すことで
バランスを保ち 立っていられることが出来ています。


ですが各機能は加齢とともに衰えていくもの。
加齢により、各機能のうち 何処か1つでも障害が発生すると
上手く立っていることが出来なくなってしまい、バランスを崩すことでの 
つまづきや転倒が増え「ロコモ」の発生原因に。


40歳を過ぎた当たりから急速に低下していくバランス能力。
バランス能力はトレーニングで鍛えることも可能なこと。
バランス能力を低下させないためにも、ロコモ予防を意識してトレーニングすることが必要ですね。


3つめが『骨や関節の病気』
骨や関節の病気とは、何かしらの原因で骨や関節に障害が起き 
体を動かすことでの痛みや腫れといった症状が生じるだけでなく、
最終的には動ける範囲が制限されてしまうこと。


骨や関節の病気には


・骨粗しょう症・・・骨密度が低下し骨がスカスカの状態になる病気
・変形性関節症・・・軟骨が磨り減ることで痛みや腫れを生じ、最終的に関節が変形する病気
・脊柱菅狭窄症・・・脊柱が狭くなることで神経が圧迫され、足腰のしびれが起こる病気


などがあり、これらは「ロコモ3大原因」とも呼ばれる症状。


これらは、単体で起こるだけでなく
複数の要因が重なってロコモの原因となることも有り、
特に、男性に比べ骨や筋肉の弱い女性は 男性よりも注意が必要。
それ以外にも女性が特に注意しなくてはいけない理由に、骨粗しょう症が関係。


骨粗しょう症は女性ホルモンの分泌低下が大きく関係
ホルモン分泌が低下することで骨密度も低下していきます。


そんなことからも、女性ホルモンの分泌が低下し始める40代からは、
骨粗しょう症・ロコモ予防としてカルシウムを積極的に摂取していくことが良いようです。


大きく分けて3つの原因を出してみましたが、
ロコモは、今まで健康だった人がある日突然なる病気とは違い、日々の積み重ねによってなるもの。
ロコモは、生活習慣病の1つと言えます。
日々の生活を見なおして、ロコモにならない体を維持していきましょう。