ロコモの3大要因

「変形性膝関節症」と「ロコモ」の関係

皆さんの周りで
「最近、膝が傷むんだよね・・・」
「膝が痛くて歩くのが辛いんだよね・・・」
なんて言っている人はいませんか?


もし、周りにそんな事を言っている人、もしくは自分自身が 膝痛みを感じている・・・
なんて人がみえましたら、一度 早めに病院へ行ってみてください。


変形性膝関節症とは「膝が痛い!」
と病院に駆け込む人の、約9割が診断される膝関節の病気のこと。


今までは、中高年 50代以降の方がなりやすい症状とされてきましたが、
最近では 30代・40代の方の症例数も増えてきている、若くても注意しなくてはいけない病気の1つ。


そして、そんな変形性膝関節症は「ロコモ」の3大原因の中の1つともされている症状です。


膝・関節は、歩く・立つ・しゃがむ と言った脚の動きには欠かせない箇所。
そんな膝・関節の病気「変形性膝関節症」の原因は、主に


・脚の筋力低下
・加齢による膝への負担の蓄積
・肥満・O脚
・外傷による膝への障害


など。


膝は通常 健康な人でも、歩行時には自身の体重の約2倍?3倍もの重さがのしかかり、
大きな負担がかかりやすいもの。


そして、その負担は毎日少しずつ蓄積され・・・
膝の動きを滑らかにし、外部からの衝撃を吸収する役割がある「関節軟骨」を徐々に削り、減らしていきます。


この「関節軟骨」が、削られすり減り 少なくなると、痛みが生じ始め
無くなってしまうと、膝関節を構成している 大腿骨と脛骨が直接ぶつかり合うことで、強い痛みとなって歩行が困難な体へ・・・日常生活に大きな障害を与えることになってしまいます。


変形性膝関節症を発症しやすい人には


・高齢者
・肥満・O脚
・肉体労働が多い人
・激しいスポーツをする人
・運動不足の人
・栄養バランスが悪い人
・男性より女性
などに多く、
その中でも女性は、男性の1.5?2倍ほど「変形性膝関節症」を発症しやすいよう。


男性よりも女性が発症しやすい原因は、ハッキリと分かっていませんが、
閉経や女性ホルモンが「変形性膝関節症」には関係していると考えられています。


また 運動不足・栄養不足は、「変形性膝関節症」に限らず全てのことに対して良くないことは知っていると思いますが、「変形性膝関節症」はスポーツをし過ぎることも良くないよう。


普通なら健康に良いとされている運動ですが、特に 走ったりジャンプが多いスポーツは
膝への負担が大きく、増えることから「変形性膝関節症」になりやすく、逆効果になることも。


「変形性膝関節症」には、軽い運動(ストレッチやロコトレ)など、膝・関節へ 適度な負荷を与えるものの方が、骨が強化され予防・改善にも効果的。


そんな「変形性膝関節症」は、
現在 痛みなど症状があり自身が「変形性膝関節症」だと自覚している患者の数が、1000万人以上
痛みなどの症状あまりなく、自覚まではしていないものの、
X線診断などにより「変形性膝関節症」だと診断されている患者は、3000万人以上に上るよう。


これは、言い換えれば、
「変形性膝関節症」でロコモ予備軍となっている人が3000万人以上いる!!
ということ。


「変形性膝関節症」の治療には、痛み止め薬や湿布などの貼薬、テーピングなど保存療法
もしくは、人工関節置換術など手術療法もありますが、
多くは、患者の年齢的なことから保存療法を取るケースがほとんど。


一度すり減ってしまった「関節軟骨」は、自力で再させることは出来ないものなので、
「変形性膝関節症」になってしまうと、痛みを取る 痛み止め薬などは一生飲み続けていかなくてはいけないことに・・・


誰でも最初は「歩くと膝が少し痛い」程度。
でもそれを放っておくと、ひざの痛みから歩くことがままならない体になってしまいますよ


痛み止めや貼り薬など、その場しのぎの保存療法で歩行困難な体になる前に、
生活習慣・食生活を見直し、適度な運動を毎日取り入れることで
「変形性膝関節症」「ロコモ」知らずの健康な体を維持していきましょう。