ロコモコラム

子供でも心配?ロコモ予備軍の子供が急増中!!

ロコモと言うと、老化が進むことで運動器機能の低下が原因となり起こるもの。
ある程度 加齢の進んだ 中高年から高齢者の方が多くなるもの!
と思っていませんか?


少なくても私はそう思っていました・・・
なので、年齢とともに ちょっとした運動や体操を日々の生活の中に取り入れ
自身で気をつけていくことが必要なことだとも。


でも、それが それだけではないよう。 


最近の調査で
「足裏をしっかり床につけて そのまましゃがめない」
「片足で立つと ふらつく」
「両手を同時に肘を伸ばして 上に上げることが出来ない」


といった 一見 年齢に関係なく誰でも簡単にできそうな行動ですが、
今 これらの動きが出来ない小・中学生が増えてきているという結果があります。


5000人以上の子供を調べた 調査報告によると、
現在 約10人に1人の割合で「運動器」に何らかの原因を持つ子供がおり、
手、足、腰を使った簡単な運動・行動が出来い子が増えてきているということ。


中には、授業の中で跳び箱をしていた所 バランスを崩して転倒。 とっさに手を着いた際、
本来 手首は反ることで転倒による衝撃を吸収し、耐える働きがあるのですが


今回は、手首が上手く反らなかったこともあり、
子供では あまり例をみない 両手首の骨折 というケガに至ってしまった。 
ということがありました。


これは、手首の関節が堅く動かない運動器機能の低下が原因。
その他にも、手首が上手く回せないことで
「雑巾を堅くしぼる」
といった単純そうな動きも 力が入らず出来ないという子が増えてきているようです。


最近の子供の体(運動器機能)は大丈夫なんでしょうか・・・


本来 子供の体は、大人の体と比べ柔軟性が高いもの。
ですが、時代の変化とともに様々なことが便利になり、楽に生活が出来るようになったことで
使われない筋肉はやせ細り、筋肉量の低下とともに関節も堅く柔軟性の無い体に。


また、デジタルゲームや学習塾、公園の減少などによる運動不足も
子どもたちの運動器機能を低下させてしまってい原因の1つで、
関節部分の筋肉においては、大人同様に硬くなり
「運動器の機能不全」を起こしてしまっている子供も少なくないよう。


かといって、運動だけを積極的に取り入れていれば良いということでもなく、
1つの運動だけを 一週間で10時間以上している子供も
使われる筋肉が偏ってしまうため 運動器のバランスが崩れてしまい関節が堅くなってしまうことも。


このような子供の運動器機能低下を放置しておくと、
子どもたちが30代40代になった時には、もっと色々な障害が発生している可能性もあり、
また現時点で、子どもたちがロコモ予備軍になってしまっている


という現状を重く見た文部科学省は、20年余り見直されていなかった「学校検診」を大きく見直し
今まで無かった、四肢や関節といった運動器機能のチェックも行っていくよう法令改正をしていくよう。


ロコモは、大人だけの問題ではなく 子供からの予防・対策も必要。
若ければ大丈夫ではなく、誰もが生活習慣・食事習慣を再度見直し、
ロコモにならないよう意識していかなくてはいけないことのようですね。